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NGOインターン留学生 ルナさん

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  NGOインターン留学生 ルナさん

カンボジアで出会ったストリートチルドレンをきっかけに貧困問題に興味を持つようになった、現在21歳のルナさん。 貧困問題の解決策となる雇用創出を目的にNGOインターンに日々奮闘する彼女が抱く信念。そして、彼女の目に映るリアルなカンボジアとは。

【プロフィール】

1999年生まれ、21歳。愛媛・松山大学4年。2019年夏にカンボジアでストリートチルドレンに出会い、国際協力に興味を持つようになる。その後トビタテ留学JAPAN12期生として『ルワンダ共和国でKISEKIのシングルマザー支援』に取り組み、 現在は、カンボジア,コンポンチャム州の職業支援を行うNGO団体にてインターン活動中。

カンボジアを選んだ理由

カンボジアと出会ったのはいつですか?

2年前の春にバンコク(タイ)で一人旅をしたことがあって、夏にカンボジアやベトナムにも行こうと決めて行きました。なにより、日本から東南アジアへの渡航費が安くて、世界遺産のアンコールワットをこの目で見たいという気持ちが強かったですね。
また、当時宿泊したシェムリアップ州にある日本人ゲストハウスでの出会いは、とても貴重な経験でした。みんな色んな生き方をしていたり、面白い考え方をしている人たちがたくさんいて、2年経った今でも連絡を取ることが多いです。

コロナにも関わらずカンボジアに渡航したのはなぜですか?

1年前の春にトビタテ留学JAPAN12期生として、アフリカのルワンダに渡航したんですけど、コロナ真っ只だったこともあり約1ヶ月ほどで日本に帰国しました。 ただ、帰国してもどうしても(国際協力への)熱が冷めなくて、このまま就活する気持ちにはなかなかなれなくて、去年の秋には「今年は就職しない」と決めました。
それから日本で国際協力のインターン(実践型プログラム LiD)に参加してカンボジアへの想いが再熱しましたね(笑)
周りに留学を予定している友達もいたし、「ここで行かなかったら不完全燃焼だ」「コロナ渦であってもカンボジアに行きたい」という気持ちは日々強まっていきました。そこで昨年貯めたアルバイト代をすべて費やし、今年の3月に無事渡航することができました。

現地で気づいた日本との違い

実際にカンボジアで生活してみて日本とのギャップを感じることはありますか?

衛生面ですね。以前一人旅でカンボジアに来た際にはわからなかった部分が見えましたね。 特にゴミに関しては、住んでみてからわかったことが多いですね。ゴキブリやネズミは当然のようにいますしね… 最初は、ネズミが耐えられなくてご飯が食べられなかったりしたこともありました。悲鳴あげちゃいます(笑)
また、衛生面だけではなく 「ポイ捨てしてもいい・食べ物を残してもいい・外国人だからお金を取る」 の3つについても、価値観の相違を感じることがあります。徐々にこの価値観は変わってきていますし、すべての人に当てはまるわけではないですが。
でも、やっぱりカンボジア人の方は本当に優しいです。特に、留学経験者のカンボジア人の方は周りに日本人がいない自分を気にかけてコミュニケーションを取ってくれるので、すごく助けられています。    

日本と一番違いを感じるところはありますか?

さっき話した、ポイ捨てしてもいい・食べ物を残してもいい・外国人だからお金を取る の価値観の部分と、人によりますけど、時間に関してはルーズな部分がありますね。服着替えてくるといって何時間も帰ってこなかったときもありました(笑) でも、10分前とか時間通りにくる人もいます!

現地NGOインターンについて

インターンではどんな活動をしているんですか?

カンボジアの若者(15~25歳)の職業支援をしているNGOで、現在はこのNGOが運営するレストラン(若者の就業先)のマネジメントを行っています。日常の会話は基本クメール語で、レストランの衛生面や設備管理、スタッフ管理が主な業務内容です。それらを通して今後、(レストランの)売り上げUPに貢献したいです。

貧困問題や雇用創出に興味をもったきっかけはなんですか?

以前カンボジアで一人旅をしたときに、物乞いをするストリートチルドレンに出会ったのが1番最初のきっかけです。彼らと出会った瞬間に「わたしは彼と同じ年の頃何をしていたんだろう。おそらく両親が入園させてくれた幼稚園にいき、帰ったらごはんを当たり前に食べていた。けれど、彼らにとってその私の過去は当たり前ではない。世界はなぜこんなにも不平等なのだろう。」という思いが私の中を駆け巡りました。
世界には恵まれない子供達がいると言葉では知っていましたが、この瞬間に私の現実になりました。帰国後「これってどうやったら解決できるんだろう」と考えていたときに、貧困問題を解決する雇用創出を目的とするルワンダ留学を知って「これだ!」と思いました。
それからは、ルワンダ留学はもちろん、貧困問題を解決する雇用創出に関連しそうなことを色々やってみました。今のインターンも含め、これからも貧困問題を解決する雇用創出に向かって行動していきたいです。

SNSで発信する理由

SNSを通じてカンボジアに関することを積極的に発信していると思うのですが、何か理由などはありますか?

2年前バンコクに行ったときに想像以上に街が発展していて、固定概念に囚われメディアに踊らされていたなと痛感しました。現地に行ってみないとわからないリアルな部分を、SNSを通じて周りの人の価値観だったりを変えていければいいなと思っています。 今でこそSDGsに取り組む企業は増えてきましたけど、世界中の一人一人が途上国への問題意識を持たないと根本的な解決はしないと感じています。

今後の展望について

将来の夢を教えてください。

夢は、今も探しています。ただ、日に日に国際協力の分野で働きたいという想いが強くなっていて、その為に開発コンサルティングで働く方の講演会に参加したり、国際協力系のオンラインサロンに入ったり、やりたいことが見つかった時に最善の決断ができるようにとにかく選択肢を広げています。 その時その時の状況によって、ベストな決断ができるよう意識して今は生活しています。

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