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サッカー選手 木暮 郁哉 さん

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  サッカー選手 木暮 郁哉 さん  

 

【プロフィール】

木暮 郁哉 選手 (Kogure Fumiya)さん

1989年6月28日生まれ東京都出身。学生時代は、三菱養和SCユースでプレーし、 アンダー日本代表にも選出。高校卒業後、アルビレックス新潟に入団。ボランチの レギュラーとして躍動。水戸や沼津でプレーを重ね、2015年、アルビレックス新潟   シンガポールに移籍。2019年、カンボジアのソルティーロ・アンコールFCへ移籍。 現在Naga world FCでプレーする。  

(出典=Naga world FC 公式Twitter)

 

本拠地を置くカンボジアのプノンペンに本拠地を置く   Naga world FC。カンボジアの1部リーグ(Cリーグ)で優勝を目指す。

目次

サッカーに明け暮れた学生時代

サッカーを始めたきっかけを教えてください

兄がサッカーをやっていて、その流れで自然とサッカーに出会ったのが最初のきっかけですね。地元のサッカーチームに所属し、サッカーに明け暮れていました。 そんな時に両親が連れられ、三菱養和SC(クラブチーム)の見学に行きました。 その見学が入会らしくて、ほぼ半強制的に入れられました(笑) 自分は地元のサッカーチームでずっとやりたかったんですけどね。

プロの世界へ

アルビレックス新潟入団当初のお気持ちを教えてください

正直、高校の時はプロになれるとは思っていなくて、「良い大学に行けたらいいな」と思っていたのですが、周りの環境にも恵まれて、アルビレックス新潟でプレーすることが決まりました。当時の本音としては、プロのサッカー選手になりたいという願望はあまりなくて、”楽しんでサッカーを続けた結果、プロになれた”って感じですね。

プロの世界に入ってからはお気持ちは変わりましたか?

やっぱり学生時代は、自分が楽しくサッカーをやっていたのが一番でした。それがプロの世界に入って、サッカーでお金をもらう、サッカーが仕事になって、正直心のそこからサッカーを楽しめなくはなっていましたね。

海外リーグへ

海外でプレーすることへの不安はあったのですか?

当時は(サッカーができる場所を)選んでられないというか、そこ(シンガポール)に行くしかなかったですね。でも、元々海外リーグは興味はあったので、不安は特にありませんでしたね。どちらかというと楽しみや期待の方が大きかったと思います。

アルビレックス新潟シンガポールに移籍の経緯を教えてください

日本で首を切られたところで、サッカーをやめようかなということも頭にはあったのですが、そこで、自分と向き合って「自分は何が好きなのか」「自分が何をしたいのか」考えていると、やっぱり”サッカーがしたい”という気持ちに辿り着きました。そのタイミングでシンガポールのチームからオファーがあって、シンガポールでプレーすることを決めました。

海外でプレーするにあたって壁を感じたことはありますか?

最初は壁しか感じなかったですね(笑) 当時は通訳さんもいないし、英語が全くできなかったので、思うようにならないこともたくさんあって、どうしたらいいかわからない時もあったんですけど、いざそこに行ってみて海外のスタイルに触れられたことは、今思うと価値観が変わった、広がった”ターニングポイント”でしたね。

カンボジアでのサッカー生活

シンガポールとカンボジアでの違いはありますか?

国が違うので文化も違うし、考え方も全く違うので、シンガポールの場合は、国自体も東南アジアで見れば発展しているし、洗練された感じがあって、チームの施設も充実していました。カンボジアの場合は、環境面でいうとシンガポールと比べると劣る部分もあります。選手に関しても、サッカーを教わっていないと感じますね。「サッカーの基礎的な教育の部分が整っていないんだな」と、共にプレーしていて感じる時もあります。ただ一方で、ポテンシャル自体はこれから伸びていくんだろうなと思います。そういう部分ではシンガポールとは違った楽しさがあります。

カンボジアでサッカーを通じて学んだことはありますか?

環境面において、日本ではありえないことが起こったりして、どんなことがあってもプレーをしなきゃいけない精神的なタフさが身につきました。サッカーだけじゃなくて、普段の生活にも繋がると思っていて、人間力的なものも身につく場所がカンボジアなのかなと思いますね。

カンボジアの魅力を教えてください

カンボジアが発展途上な故に、素朴なあるというか、人間が本来大切にしなきゃいけないものがありますね。 また、日本とシンガポールで何不自由なく生活してたので、カンボジアにきてから、それが当たり前じゃないと気づけました。 カンボジアの人たちの、”いい意味での適当さ”は今を生きる上で大切なことだと感じました。

今後の展望

当サイトの読者に向けて何かお伝えしたいことはありますか?

若いうちは、どれだけ多く人にあって、多くの価値観に出会えるかだと思っていて、「自分がなにをしたら良いか」「何を求めているか」わからない時が多いと思うんですけど、それを見つけていく、自分の信念を確立していくために、いろんな価値観に触れ合う。その中で、自分の心に響いた価値観をチョイスしていくことが大事だと個人的には思っています。

最後に今後の展望を教えてください。

自分はサッカーを通じて生活をしていく中で、多くの人と出会って、たくさんの人に助けられてきたので、プレイヤーとして長くプレーすることはもちろんですが、カンボジアの為に何か貢献したいな思っています。実は去年、カンボジアで無償のサッカースクールをやろとしていたのですが、コロナの影響で流れてしまったので、現在はもう一度動き出しています。せっかくカンボジアにきて、たくさんの人と出会ったので、自分の経験が(カンボジア)に還元できれば良いなと思います。